「Clubhouse 従来のアプリと違ってダウンロードするだけじゃ使えない」

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2020年に市場に出回り始めたClubhouseというアプリ、実は他のアプリとは違ってダウンロードするだけでは使うことができないのです。
といいますのは、すでにClubhouseを使っているユーザーから招待をしてもらわないことには利用できません。 ここでは、そんなややこしい実に個性的なClubhouseをご紹介いたします。

他のSNSアプリとどう違うの?

まずはタイトルにもありますようにClubhouseは、従来のアプリとは全く異なる点があります。
それは、ダウンロードするだけじゃ使えないという点です。
それこそ従来のアプリであれば、アップルストアから希望するアプリをダウンロードするだけでした。
ところがClubhouseは、アップルストアからダウンロードするだけでは使うことができないのです。
ここでは、そんな特殊なアプリClubhouseの大きな特徴についてご紹介します。

招待制のアプリ

Clubhouseは、冒頭の導入文でもご紹介したように、すでに使っているユーザーから招待を受けないと使いたくても使えないという大きな問題点があります。
これが、Clubhouseの最大の関門といえるかもしれませんね。
従って他のユーザーから招待をされれば、従来のアプリと同様に自由に使うことが可能です。
ただし招待を受ける準備段階として、アップルストアからClubhouseというアプリを探して自分のスマホにインストールしておく必要があります。
あとは、招待してくれる人を待つのみとなります。
それから招待をしてもらうユーザーについてですが、招待枠がヤフオク等で販売されています。
一番理想なのが、友人や知り合いから招待してもらうという方法です。
しかしながら何分にもリリースされて間がないアプリなので、友人や知人の中ですでに使っているというユーザーが少ないのも事実です。
そのためヤフオク等で招待枠を購入することも可能ですが、その場合は注意が必要です。
何故なら、見ず知らずの人に招待を受ける際に電話番号を教える必要があるからです。
とりわけ近頃では、個人情報の漏洩等の問題が度々発生しているので注意が必要です。

アプリ内は音声のみや英語表記のみ

Clubhouseは、招待制のアプリというデメリットだけではありません。
もう何点か問題点があります。
例えば音声のみのアプリだという点です。
それこそツイッターやインスタグラムは、お気に入りの写真を撮ってアップするというのがお決まりのパターンとなっています。
ところがClubhouseの場合、音声のみのツイッターとか、音声のみのSNSと呼ばれているのです。
そうしたことからも時代に逆行するようなアプリに思えなくもありません。
ところがそんな時代に逆行するようなアプリが大人気なのだから驚いてしまいます。
余談ですが、マインクラフトと呼ばれる四角い形だけのゲームが今若い人たちに大人気です。
それとよく似ている現象といえるのかもしれませんね。
何故ならゲームといえば、今では写真を見ているかのような美しい描写や滑らかな動きがゲームの主流となっています。
ところがマインクラフトは、30年も40年も前のような時代に逆行するようなゲームなのですからね。
個人的には、そんな時代に逆行するようなゲームのどこが人気なのかがよく分かりません。
Clubhouseの場合においても、音声のみのアプリのどこがよいのかが個人的にはよく分かりません。
それともう一つClubhouseには、大きな問題点があります。
それは、アプリ内の言語が全て英語表記だという点です。
もちろんアプリ内のコミュニケーション自体は、それぞれの国の言語で話すようになっています。
その代わりアプリ内に表示される言語が全て英語なので、日本人は慣れるのに多少時間がかかるかもしれませんね。
とはいってもClubhouse の人気の背景には、FOMOという精神的な問題が関係していることも確かです。
ちなみにこのFOMOとは、Fear of missing outの略で取り残されることへの恐れといった意味合いがあります。
つまりは、自分がいない間に他の人が有益な体験をしているのでは?といった不安感や焦燥感がSNSの業界では起こりやすいといわれているのです。
そういった焦りの心境から、とにかくClubhouseを利用したい!という思いが人一倍強く沸き起こるのかもしれませんね。

iOSユーザー限定のアプリ

最後にもう一つお断りしておくことがあります。
それは、ClubhouseがiOSユーザー限定のアプリだという点です。
従ってアンドロイドユーザーは、Clubhouseを利用することができません。
これも利用するにあたって、大前提となるのは言うまでもありません。
ただし何分にも開発されて間がないアプリなので、今後将来的にはアンドロイドユーザーも利用できる日が来るかもしれません。
ところでスマホを利用しているユーザー数は、アップルよりもアンドロイドユーザーが圧倒的に多いといわれています。
それではどうしてiOSユーザーに限定されたアプリなのでしょうか?
そのあたりのことは、Clubhouseの開発者に聞かないと分からないことです。
しかしながら強いて言えば、iOSユーザーはアプリや何かにつけてお金を費やす傾向が高いといわれています。
何せスマホ一つを比べても、アップルよりもアンドロイドスマホのほうが安く購入することができます。
例えばキャリアスマホではなくてフリースマホであれば、1万円前後でアンドロイドスマホが購入できるのですからね。

Clubhouse の大まかな使い方や注意点

Clubhouseは、2020年にリリースされたばかりのアプリです。
なのにどうして爆発的な人気を呼んでいるのかはよく分かりません。
しかしながらすでに申し上げたように、招待制であることとiOSユーザー限定のアプリという点で希少性や優位性という問題が絡んでくるのだと思われます。
確かにアンドロイドユーザーに対抗心を抱いているiOSユーザーであれば、iOSユーザー限定のアプリという点だけでも親近感を持つに違いありません。
ここではそんなClubhouseの使い方や特徴についてご紹介します。

音声版ツイッターとも呼ばれるClubhouse

これまでのSNSアプリといえば、画像や文字・動画などを投稿しながら他のユーザーと繋がるというのが大きな特徴でした。
ところが音声版ツイッターとも呼ばれるように、Clubhouseは音声のみのSNSアプリです。
もちろんそうなると、他のユーザーと繋がるには音声のみに限定されてしまいます。
そんな不便なSNSアプリ・Clubhouseが、どうしてこれほどまでに大人気なのかが分からなくなります。
しかしながら、そうした逆転的な発想が多くのユーザーに斬新な印象を与えたのかもしれませんね。
そこで音声のみのSNSアプリ・Clubhouseの具体的な使い方ですが、以下のような3通りの使い方ができます。
・仲間同士でフリートークや雑談等をかわしながらコミュニケーションをする。
・ラジオと同様に、あくまでも聞くためのメディアとして利用する。
・インフルエンサーなどの有名人が、トークイベントを行ったりライブ配信用に利用する。

Clubhouse を使う上での注意点

Clubhouseに限定されることではありませんが、何事にもルールや注意点というのがあります。
そうしたルールをキチンと守らないと締め出しを食らいますので注意が必要です。
そこでClubhouse を使う上での注意点ですが、アプリ内ではリアルタイムにコミュニケーションをすることができます。
このリアルタイムというのは、あらかじめ録音した音声を流すことはできないということを意味します。
そしてアプリ内での会話についても、外部の録音機能で録音することは禁止されています。
こうした録音については、録音だけでなく会話をメモすることさえ禁止されているようなのです。
要するに、アプリ内での会話は外部に漏らしてはいけないということなのです。
もしこうしたルールが守れないようであれば、今後利用することすらできなくなってしまうので注意が必要です。
その他にも、アカウントを停止された人を招待した人も連帯責任としてアカウントが停止されるという厳しい処罰もあります。

まとめ

Clubhouseの特徴や注意点についてご紹介しました。
とりわけ招待制のアプリなので、アプリをダウンロードまではできますが招待されないことには利用できません。
その点が最大の難関といったところでしょうかね。
またユーチューブと同様に、インフルエンサーなどの有名人の会話を聞いたり自分も会話の中に入れたりすると楽しみもきっと倍増するでしょうね。