お寺の集客を変えるWEB・IT施策とは?サイト作りのポイントとは?

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お寺は、伊勢神宮や明治神宮といった神社よりも知名度が低いと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、外国人の参拝者が多いといわれる浅草観音も浅草寺という立派なお寺です。
あるいは大仏さんで有名な東大寺や高徳院、あるいは京都の清水寺や金閣寺・銀閣寺・平等院・川崎大師・成田山・柴又帝釈天など全国的にも有名なお寺は沢山あります。
こうしたお寺は、あえて参拝客を増やす努力は必要ないかもしれません。
ところがあまり知られていないお寺というのは、年々参拝者が減っているのが現状です。
そこでお寺の参拝者を増やすための集客用ホームページについてご紹介します。

お寺のホームページの重要性

お寺のホームページというと、ホームページを作って参拝者を集めるという行為自体に違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかしながら、例えお寺であってもホームページで情報を発信することでより多くの人に知ってもらうことができます。
それこそ京都にある大谷祖廟(おおたにそびょう)であれば、故人の遺骨を納めるための東本願寺にある親鸞聖人の墓所です。
この大谷祖廟もキチンとしたホームページがあるため、初めて遺骨を納める方にとっては大変役立ちます。
それと同様に、今後若い世代の方に参拝してもらうためにもホームページというのは、重要な情報発信の場とならないといけません。
ここではそんなお寺のホームページの重要性についてご紹介します。

お寺のホームページで情報発信する

すでにご紹介したように、大谷祖廟のホームページがあるため初めて納骨する人にとっては、あえて人に聞かなくてもホームページを頼りに滞りなく納骨を済ませることができます。
ただしお寺の宗教には、それぞれ宗派があるため大谷祖廟に納骨する人だけではありません。
それこそ全国には様々な宗教があるため、それぞれの宗派に応じた納骨方法があります。
もちろん葬儀に関しては、葬儀会社に依頼をすれば滞りなく進めてくれます。
しかしながらその後の納骨に関しては、檀家の方の納骨や檀家以外の方の納骨場所などいろいろなパターンがあると思います。
そうした納骨方法についても、お寺ごとにホームページを立ち上げて記載をしておくと利用する方はより多くなるに違いありません。
さらには、近頃ではペット用の葬儀や納骨なども行われています。
こうした大切にしていたペットが亡くなった際にも、ホームページでペットの納骨案内などが記載されていれば利用者も自ずと多くなるに違いありません。
あるいは納骨に限らず、葬儀後の中陰供養についてもホームページに記載されていれば戸惑うことなく利用しやすくなると思います。

法事や納骨以外のお寺のイベントを情報発信する

お寺では、亡くなった故人の法事や納骨以外のことも行っています。
こうしたお寺のイベントに関しては、全国的に有名なお寺に限らずどんなお寺でも行っていることです。
そういう意味では、若い世代の方にも分かるように様々なお寺で行われているイベントの情報発信することも大切です。
中でも重要なのが、永代供養です。
この永代供養は、何世代も前のご先祖さんを供養する法事です。
従って最近亡くなったという故人だけでなく、ご先祖さんを供養する法事でもあるので若い世代の方にも分かりやすく知らせる必要があります。
また単に知らせるというだけでなく、具体的に法事を行うための参拝者を集うといった情報もホームページがあると伝達しやすくなります。

お寺ごとに収められている仏さんを紹介する

近頃では、「どこそこのお寺の仏像が盗まれた」といったニュースをたまに耳にすることがあります。
これは全国にあるお寺の中には、盗まれてもおかしくないような由緒ある仏像があるからに他なりません。
従ってそうした仏像は、盗難被害に遭わないようなシッカリとしたセキュリティー対策が必要です。
それと同時に、より多くの人にこんな由緒のある歴史性の高い仏像があるということを知らせる必要があります。
あるいは近頃では、若い女性を中心としてパワースポットブームが巻き起こっています。
やはりお寺巡りをすることで、仕事運や恋愛運・金運・健康運など様々な開運にあやかろうとする方の思いを見て取ることができます。
それはちょうど、神社に初詣をして開運成就を祈願する方とよく似ているといえます。
その他にも、お寺にお参りした際にその証として授かる御朱印集めというのも若い世代の方を中心に流行しています。
こうした御朱印集めは、興味本位で始めたという方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながらお寺にお参りすることで、日頃のストレスが軽減されて精神的に癒されることは確かです。
そういう意味では、パワースポットや御朱印といった情報をお寺のホームページに載せるだけでも参拝者が増えることが予想されます。

お寺の参拝者を増やすためのホームページを作るには?

全国にある有名なお寺のホームページというのはあるものの、通常のお寺ではあまり見かけません。
というのもお寺の場合、仏教でいうところの様々な欲望を抑える十悪の教えが根底にあるからかもしれませんね。
要するに、あまり世俗に迎合した派手なことを慎まないといけない!という教からでしょうね。
とはいいながらも、その教えが途絶えてしまっては意味がありません。
やはりこれからの若い世代の方にも受け継がれなければいけません。
そういう意味においても、お寺の情報発信の場ともいえるホームページは欠かせません。
ここではそんなお寺のホームページにおいて、参拝者を増やす作り方についてご紹介します。

参拝者を増やすには、ホームページの目的となるゴールを明確にする

お寺のホームページに限らず集客に成功しているホームページというのは、目的(ゴール)が明確になっています。
例えば通常の企業用ホームページであれば、目的やゴールというのは商品やサービスを購入してもらうことです。
そのための紹介的な役割を最初のページでは行っています。
それと同様に、お寺のホームページにおいてもお寺や仏像の紹介、あるいは定期的に行われている法要やイベントを紹介する必要があります。

ユーザーファーストでコンテンツを作成する

例えお寺のホームページとはいっても、小難しい説明ばかりではすぐに他のサイトに移ってしまいます。
やはりせっかく訪れたユーザーなので、サイトを離脱しないように分かりやすくコンテンツ制作を心がける必要があります。
こうした点については、お寺のホームページに限らず集客に成功しているホームページというのは、ユーザーファーストでユーザーの心理を考慮したコンテンツ作りがなされています。
そのため分かりやすい説明書きがなされており、ストレスなく読み進めることができます。
あるいは若い世代の方にも親しまれるように挿絵や画像を配置するというのもよろしいかと思います。
さらには、そのお寺にアクセスするためのアクセスマップ等も画像入りで掲載するというのもオススメです。

ホームページ作成後も修正や改善・更新を繰り返す

世の中にある多くのホームページの中で集客に成功しているサイトというのは、作成してそのまま放置するということはありません。
やはりその後も修正や改善、あるいは定期的な更新を繰り返しています。
そうすることで、何度そのサイトを訪れてもコンテンツ内容に新鮮味が無くなることがありません。
こうした改善や更新が繰り返されているホームページというのは、SEO対策の観点からも事業活動や経営が安定しているという評価を受けることに繋がります。
もちろんそれと同時に、ユーザーが利用しやすいお寺に関するキーワードを用たり、コンテンツ内容を充実させるといった本来のSEO対策も必要です。

まとめ

お寺の参拝者を増やすためのホームページ作りについてご紹介しました。
やはり例えお寺とはいっても、多くの企業が集客に成功しているようなホームページ作りに必要なポイントを押さえておくということは大切ですね。