福祉・介護施設の集客を変えるWEB・IT施策とは?サイト作りのポイントとは?

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近年医療技術が進歩してきたため、「足腰は悪くなってきたけどまだまだ元気」という高齢者が増えています。
そのため転倒して骨折でもしたら大変!ということで、ご自分の両親を介護施設に入れようと検討している方々が年々増えています。
そこでそうした方々が、介護施設を探そうとする際にどのような情報を頼りにすると思いますか?
それこそ一昔前であれば、新聞や雑誌・折り込み広告・口コミ情報などでした。
ところが今はネット社会なので、スマホやパソコンで調べるという方がほとんどです。
そうなると、福祉・介護施設の集客用ホームページは必須条件となります。
ここでは、そんな福祉・介護施設の集客用ホームページについてご紹介します。

いろいろある集客方法

自社の介護施設により多くの利用者を集めるには、まずは自社の介護施設を知ってもらうことから始める必要があります。
それには、スマホやパソコンで介護施設を探そうとする方のためのホームページが必要です。
その他にも、従来からの宣伝方法があります。
そこで介護施設はもちろんですが、まずは様々な商売に共通する集客方法全般についてご紹介します。

ネット社会の定番ともいえるホームページ

近年はネット社会のため、ネットから様々な情報を得ようとする方が過半数以上を占めています。
そのためホームページは、自社の様々な商品やサービス・情報を提示する窓口的な役割があります。
その代わり中には「自社には常連客や固定客が多いのでホームページに頼る必要はない」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかしながら、誰でもスマホやパソコンを所有するような時代です。
従ってスマホやパソコンで他社の安価で優れた商品やサービスを見たら、いつ何時そちらに変更してしまうかもしれません。
そうしたことからも、ホームページの役割は重要であるといえます。
ただしただ単に、ホームページを所有しているだけでもいけません。
何故なら、検索サイトで上位に掲載されるかどうかを考慮しながらホームページの運営をしないと、SEO対策などをこまめに行っている他社に負けてしまうからです。

集客力の高いホームページにするには?

近頃では、ホームページのトップに写真や動画を取り入れるなど、スタイリッシュなホームページがあるとひと際目に留まります。
大企業のホームページは、ほとんどそのパターンです。
ただし、見た目の良さだけが重要というワケではありません。
やはり掲載されている内容が、分かりやすい!というのが大前提なのは言うまでもありません。
もちろんそれだけでは、ホームページへのアクセス数を増やすことはできません。
どのような方に自社の商品やサービスを提供したいのか?といったターゲット層を絞ることも大切です。
やはりターゲットとなる顧客の性別や年齢層・ニーズ等を明確にすることで、ホームページで宣伝する方法やコンテンツ内容も変わってきます。
さらには、自社のホームページが検索サイトの上位に掲載されるようにするSEO対策も見逃すワケにはいきません。
それこそターゲット層が使いそうなキーワードをホームページ内に散りばめる、あるいはターゲットユーザーが求めるニーズに沿った内容のコンテンツにするといった対策です。

その他の集客方法

すでにご紹介したホームページは、自社の商品やサービス等の情報をより多くのユーザーに提示するための窓口のようなものです。
あるいは「企業の顔」にも相当するので、有名な企業はスタイリッシュで凝ったホームページにするのです。
このホームページ以外にも、様々な集客方法があります。
例えばネット社会なので、フェイスブックやツイッター・インスタグラムなどのSNSを活用する方法も大変効果があります。
とりわけこうしたSNSには、商品やサービス・キャンペーンなどの企業情報をより多くのユーザーに拡散するということができます。
それこそ企業側から利用したユーザーにお願いしなくても、気に入った商品やサービスをSNSで知り合いや友人に宣伝拡散するというようなことは日常茶飯事に行われています。
例えば美味しい料理やスイーツは、多くの人がSNSにアップしています。
もちろんその他にも、従来からの折り込みチラシやチラシのポスティング・WEB広告というのもかなりの効果があります。

福祉・介護施設における集客用サイト作りのポイント

すでにご紹介したように、ホームページが集客には効果があることは明らかです。
しかしながら、どのような内容を掲載すればよいのか?分からないという方も多いかもしれませんね。
そこで介護施設用のホームページに掲載するコンテンツ内容についてご紹介します。

ユーザーに自社の施設の良さをアピールする

検索サイトで調べて自社のホームページにアクセスしたユーザーに対して、自社の施設の良さをアピールする必要があります。
そうしないと、一度見学してみようか!とはなりません。
これにはWEBマーケティングでよく利用されているフレームワーク・5W1H(Why/Who/How/What/Where/When)に沿ってコンテンツ作りをすると、自社の施設を分かりやすくアピールすることができます。

・Why(なぜ) :なぜ施設を立ち上げたのか?といった利用者に対する代表者の愛のこもったメッセージです。

・Who(誰が):施設の代表者や施設で働くスタッフの簡単なプロフィールや利用者に対するメッセージです。
とくにスタッフについては、ケアマネージャーや介護福祉士・理学療法士・看護師など様々な資格を持った方がいらっしゃいます。
そうした方々を細かく記載しておくと、利用する人にとっても安心することができます。

・How(どのように):自社の施設の取り組みや強み等をアピールしながら、他の施設との違いや差別化を行います。
ここでは、施設を利用する人の1日のスケジュール、1週間の大まかなスケジュール等も具体的に記載すると分かりやすくなると思います。
しかも挿絵や写真などを交えながら、利用しようと思う人やご家族に分かりやすく紹介するのがポイントです。

・What(何を):施設の外観や内観を始めとして、様々な施設内の設備等の写真を交えながら分かりやすく紹介をします。
その写真についても、整然としていて清潔感にあふれたイメージを持ってもらえるような写真を掲載するのがポイントです。
さらには、施設を利用するまでの大まかな手続きや流れ・用意する書類等も記載しておきます。
ちなみにこれらについては、PDFファイルをホームページからダウンロードできるようにしておくと、ユーザーにとっても利用しやすくなると思います。
また自治体が管理する施設や有料老人ホームなどの場合、どの施設も料金相場にはあまり差がありません。
そうはいうものの、家賃や食事代・寝具代など料金の内訳も細かく記載しておくことも大切です。
それによってこの施設を利用すると、1か月にどのくらいかかるのか?といった費用が明確になるからです。
その他にも、すでに利用している方々の良い口コミ情報なども記載しておくと、それだけで信頼度がアップします。

・Where(どこに):施設がどこにあり最寄り駅など、アクセスマップも図入りで分かりやすく記載しておきます。

・When(いつ):施設の営業日や休業日、あるいはどのような資格を持ったスタッフが何時までいるのか?といった情報を記載します。
これらの項目がキチンと事細かく記載されていると、曖昧で分かりにくい施設のホームページに比べると一度見学してみようかな!となるハズです。

チラシやWEB広告で認知度アップ

すでにご紹介したように、施設のホームページを分かりやすくするだけではいけません。
こうしたホームページというのは、あくまでもパンフレットや名刺に過ぎません。
いかに施設のホームページにアクセスしてもらうか?という点が最後のツメとして大切です。
それには、検索サイトで上位に表示されるためのSEO対策が必要です。
さらには、折り込みチラシやポスティングチラシ・WEB広告も大切です。
そうすることでより多くのユーザーに見学してもらったり、ホームページを見てもらうことができるからです。

まとめ

福祉・介護施設の集客を変えるWEB・IT施策やサイト作りのポイントについてご紹介しました。
いろいろとご紹介しましたが、やはり集客のカギとなるのは「いかに利用者の立場に立って物事を考えているか」という点に尽きると思います。
従ってホームページだけでなく、利用者のお手紙や声を定期的にご家族にお届けするサポートもあると、利用者も自ずと増えると思います。