名刺代わりのコーポレートサイトではなく、集客するためのホームページが欲しいが、ヒアリングの時何を話せばいいか分からない

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ホームページを持つことは企業として当たり前になってきました。

名刺代わりのコーポレートサイトも良いですが、
せっかくホームページを持つなら、ホームページからお問い合わせが来たり、ホームページを通して商材を販売できたりしたほうがいいですよね!?最近では、そんな集客用のホームページをもつ企業も増えてきました。

集客するためのホームページを制作するためには、コツがあります。

そのコツをしっかりと掴んだら、集客につながるホームページを作れるようになります。

ホームページを制作することは決めたけれど、打ち合わせで何を伝えたらいいのかわからない、という人も多いと思います。

制作会社によって、ヒアリング事項がたくさんあるところもありますが、
必要最低限のポイントを抑えるだけで、打ち合わせの質もぐっとあがります。

そのために、やったほうがいいことと、やってはいけないことをご紹介します。

◎ここだけは抑えて!成功の決め手になる3つのポイント

*ホームページのゴールを伝える

ホームページを制作する上で、一番大切になってくるのが、「ゴール・目的」です。
そのホームページを通して何をしたいのか?何を伝えたいのか?何を達成したいのか?が明確であればあるほど、どういう情報を発信したらいいか?どういうデザインにしたらいいか?といったことが自ずと決まってきます。
そのため、まずはホームページのゴールをしっかりと決めて、伝えましょう。

*ターゲット、ペルソナを伝える

ゴールと同じくらい大事になってくるのが、ターゲット、ペルソナです。

ターゲットとペルソナは、よく似ていますが、
ターゲットに比べて、ペルソナはターゲット層をより人物像をはっきりさせたものになります。

ペルソナとは、マーケティングで利用される概念で、「サービスや商品を利用する、顧客のモデル」のことを言います。

年齢、性別、仕事、趣味、家族構成、ライフスタイル、価値観、出身地など、実際にその人が実在しているかのようにイメージして、仮の顧客プロフィールを作成します。

ターゲット層を関係者全員で共通認識としてイメージすることで、方向性のブレがないようにすることができます。

例)
★ターゲット
20代 女性

★ペルソナ
山田花子25歳女性
東京都目黒区出身
3人姉妹の長女
大学卒業を機に一人暮らしをしている
趣味はカフェめぐりで、仕事が休みの日には、友達とカフェを巡ってインスタにアップしている

このように、ターゲットの「20代女性」からさらに人物像を絞り込んでいきます。
最近ではライフスタイルが多様化していることもあり、このように、人物像を絞り込むことで、多くの顧客が求めているものを提供することが可能になります。

そのため、集客用のホームページを制作する際も、しっかりと、ターゲット・ペルソナを設定し、制作会社に伝えましょう。

自社の強みを伝える

さきほど、「ホームページ制作会社にすべてを任せてはいけない」と伝えました。
特に、自社の強みに関しては、当たり前ですが、ホームページ制作会社ではわかりません。
自社の強み、商材の魅力、メリットなどがあって初めて集客に繋がっていきます。

やりがちなのが、例えばライターさんのいる制作会社に依頼する場合、「プロのライターだったら、情報膨らませて書けるよね?」という方がいますが、ライターは、たしかに商材を魅力的に、時には情報を膨らませて書くことはできますが、それも、自社の商材の強みがあってのことです。 そのため、まずは自社で、何が強みなのかを明確化し、何を打ち出していくのかを決めて、ホームページ制作会社に共有しましょう。

◎うっかりやりがち!絶対にやってはいけない3つのポイント

*デザインの要望をふんだんに盛り込む

ホームページを制作するんだったら、キレイなホームページを作りたいですよね。
最近では、動きのあるホームページも増えてきたので、例えば動画をたくさん使ったり、アニメーションを使ったりするものもたくさん見かけます。
「せっかくのホームページだから、とにかくかっこよくしたい!こういうデザインがいい!これを取り入れたい!」という要望を伝える人をよく見かけます。
さらにいうと、デザインが良ければお問い合わせにつながると思っている人が、実はたくさんいます。

もちろん、動画やアニメーションなど、様々なデザイン要素を効果的に使うことも大事ですが、最も大事なのは、全体のバランス、そして、ホームページのコンセプトにあっているかどうかです。
あえてこういう言い方をしますが、自分の趣味をたくさん盛り込んだホームページは、ただの自己満足になってしまう可能性があります。

そのため、あくまで参考程度にデザインの要望を伝えることはいいですが、

絶対それにしないとだめ!とこだわるのではなく、
ホームページコンセプトに合わせたデザインを最終的にどうするかは、プロに任せましょう。

*ホームページ制作会社にすべてを任せる

制作をしていく時に、「ホームページ制作会社に任せること」と、「自分たちがやるべきこと」をしっかりと切り分けることが大切になってきます。

どうしたら、ホームページで集客することができるか?どういうデザインだと色んな人に見てもらえるか?といった、ホームページに関することや集客に関することは、おまかせしたほうがいいと思いますが、どういう商材を打ち出していくのか?何が自社の強みなのか?といった情報は、当たり前ですが、自分たちしかわかりません。

「あなたたち、プロなんでしょ?」と、すべてを丸投げにする方がたまにいますが、そうするといいものは作れません。ホームページ制作会社にすべてを任せるのではなく、任せることと、自分たちがやること、しっかりと切り分けして、お互いのするべきことをしっかりやりましょう。

*制作が完了して満足する

ホームページ制作会社によっては、作って終わり、というところもあるかもしれませんが、ホームページは作ってからがスタートです。
そのため、ホームページが完成してから、どのような運用していくかが、ホームページで集客できるかどうかの分かれ道となります。

例えば、自分が何か情報を調べるときに、5年前で更新が止まっているホームページより、定期的に更新されているホームページのほうが、信頼できると感じませんか?

そのため、制作してからの更新をどうするかは、しっかりと話し合っておきましょう。

さて、ここまで、やってはいけないことを紹介してきました。ここからは、ヒアリングのとき何を話したらいいか、お伝えします。

◎まとめ

【成功の決め手になる3つのポイント】と【絶対にやってはいけない3つのポイント】をお伝えしました。

【成功の決め手になる3つのポイント】
*ホームページのゴールを伝える
*ターゲット、ペルソナを伝える
*自社の強みを伝える

【絶対にやってはいけない3つのポイント】
*デザインの要望をふんだんに盛り込む
*ホームページ制作会社にすべてを任せる
*制作が完了して満足する

一番最初、ホームページ制作の打ち合わせをするとなったら、何を伝えたらいいかわからないと困る方も多いかもしれません。
ホームページ制作をすすめる上で、必要になるポイントはたくさんありますが、今回お伝えした内容を最低限押さえていれば、方向性がずれていくということは減っていくと思います。
ホームページ成功の鍵は、一番はじめにかかっていると言っても過言ではありません。 一番はじめの打ち合わせをしっかりと行い、納得のいく、集客につながるホームページを作りましょう